竹村泰子の思い
(2000.12.01)

自民党政治のもくろみと失敗

 日本の国の借金である公債、その残高は、地方も含め1,999年度末ですでに600兆円を超え、2,000年度末にはGDPの130%にも達するという天文学的数字です。この額は、国民一人当りの借金に換算しますと、500万円を超える大金です。一体、この付け回しを自民党や自公保政権はどうしようと考えているのでしょうか。

 自民党主導の自公保政権は、これまで「経済の再生」を看板に、景気対策優先と称して、公共事業バラまき施策を続けています。自民党も膨大な借金と、そのムダの多さに対する批判から、公共事業に対する小手先の見直しはとなえてはおりますが。

 これら自民党政治のもくろみは「自民党政治家あって国民なし」の金権政治と断じることができるでしょう。その意味では、加藤紘一自民党元幹事長がおっしゃった「いまの森内閣のままでは、日本の国が壊れていく。」というのはその通りです。その自民党政治の結果、現在の日本の社会はどうなっているのでしょうか。ここでいくつかのことを数字で見たいと思います。

 もちろん、すべて自民党主導の連立政権・政府だけの責任ではないですし、これらの政策に歯止めをかけることのできなかった野党の責任、私たち政治家の一人ひとりの責任は大きいと思いますし、そして、あいかわらず目先の利権につられて自民党議員を選出している国民にもその一端はあると私は思っています。

自民党政権の失政

項目現在
(2000年6月1日)
前回総選挙時
(96年10月20日)
増減
GDP495.2兆円504.4兆円▲9.2兆円
GNP成長率▲0.4%3.0%▲3.4ポイント
国と地方の長期債務645兆円449兆円196兆円
国債残高364兆円244兆円120兆円
厚生年金給付額(30歳)5、000万円6、100万円▲1、100万円
完全失業者349万人226万人54.4%
完全失業率4.9%3.4%1.5ポイント
企業倒産15、352件14、834件3.5%
自己破産122、741件56、494件117%
自殺者32、863人23、104人42.2%
凶悪犯罪14、682件11、286件30.1%
 
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