
振り返って見ますと20世紀は本当にいろいろなことが起こりました。
私も幼い時からいわゆる15年戦争、言ってみればアジア侵略の波の中に否応なく存在し育ちました。ま、いわば戦火の中で育ったと言えるでしょう。ありがたいことに家族は皆無事でしたから、生命を失うこともなく守られたのですが、330万人の貴重な生命を失い、1800万人のアジアの人々を日本が犠牲にするという苛酷な足跡を残した戦争でした。
12月7日の日経新聞の朝刊、「私の20世紀」という特集記事であの後藤田正晴氏(官房長官、法相など歴任)は次のように言っています。
「21世紀のあるべき姿は?先ず第1に平和な日本だ。(中略)これから先、仮に先進国間の戦いがあれば勝者はない。残るのは廃墟だけだ。いかなる場合も武力によって解決してはならない。第2は自立する日本だ。日米は軍事同盟から友好のための同盟にすべきだ。(後略)日本は強者ナショナリズムになりつつあるのではないか。これは危ないよ。国内的にも弱者に配慮する共生を絶えず考えなければならん。」
私も全く同感です。在任中はいろいろありましたが、骨太で、主義主張のはっきりした政治家といえるでしょう。彼は以前から憲法やPKOに対しても警告を発しています。
今日、私たち有志は、鳩山由紀夫代表と懇談しました。鳩山氏の集団的自衛権やPKOに関する一連の発言の真意を聞くためです。
「PKOについては日本がPKOに参加する時、憲法9条の下において許容される範囲の必要最小限度とされるべきであるが、他国のPKO部隊が攻撃された時に知らん顔をしているということもできない。停戦合意、中立性受け入れ同意、自衛のための武器使用というPKOの原則の中身や解釈の幅なのではないか。国連はこの点、その場に応じて緩やかである。集団的自衛権がどこまで許されるのか、考えておく必要はあるのではないか。私は決して武力戦争を好むわけではないし、真剣に日本の未来を考えているつもりだ」
それに対して参加者からは「集団的自衛権を憲法に明記すべきだとか、9条の改正も考えるべきだという風にとられる発言は党首として慎重であって欲しい。」「有権者が民主党に期待しているのは人間の安全保障とか、21世紀を平和な、人権の世紀にするべきで、こどもたちの生命を守ることとか環境破壊と戦うとかではないか。そういうことを党首としては主張して欲しい。」等々意見が出され、こうした懇談をこれからも開いて距離を埋めていこうと話し合いました。
メールは、go@yasuco.comまで。
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