全道キャラバンを終えて

 3月19日から6月18日までの3ヵ月間、全道212市町村、12000キロメートルの全道キャラバンを終えました。国会の合間をぬってのキャラバンはとてもシンドかったのですが、元気に回ることができ、すっかり日に焼けました。

 東京都議選の自民党勝利に見られるよう空前の小泉人気で選挙戦は、厳しい闘いを強いられそうです。小泉首相は確かに、パフォーマンスを得意とし、国民が何を求めているのかを自分で考え、今までの首相とは違い自分のことばで話しています。日本の政治が良い方向に向かうのならそれはそれで歓迎すべきことだと思いますが、、ここで冷静になってその発言のひとつひとつを考えて見る必要があると思います。小泉首相は度々、「自衛隊を軍隊に」とか靖国神社の公式参拝、集団自衛権の行使について発言しています。これらは平和憲法を危うくするものです。

 ここ数年、自民党政権は何をしてきたかを思い出してみて下さい。国旗・国家法、ガイドライン法、盗聴法、年金法改悪。小泉首相を擁する自民党の本質は変わっていません。

 北海道を回りながら皆さんにお話ししてきたことは、私たちは次の世代に何を残し、また、何を残してはいけないかということです。まず、家庭の食卓や給食などの「食」の安全です。自給率40%の日本で一次産業を守っていくことは重要です。今、子供たちに起きている多くのことも「食」に関係しているのではと思っています。

 そしてエネルギー。廃棄物の捨て場もないのにこの狭い国土に50機以上の原発が動いています。それはひとたび、事故を起せば次の世代に大きな傷を残すことになります。北海道を回る中で風力などの自然エネルギーへの取り組みも見ました。今、わが家も小さな発電所として、太陽エネルギーで作った電気を電力会社に買ってもらっています。それはとても小さなことですが、次の世代のために今、始めなければと思っています。また、次の世代のために女性が訴えていかなければならない問題についてもお話ししてきました。

 児童買春・ポルノ、虐待禁止。育児両立支援法、保育園の時間延長。これらの問題は超党派の女性議員で取り組んできました。DV法は10月から施行になります。子供たちのことで思うことはたくさんあります。30人以下学級の法案は民主党として何度も提出し続けています。

 他にも取り組んでいること、大切なことはたくさんあります。しかし、どんな問題も平和がすべてです。私は小学生の時、戦争を体験しています。この体験は次の世代には二度とさせてはいけないというのが私の原点です。日本国憲法の前文の精神は世界に誇ることのできるものです。この精神を世界に発信することも日本の役割だと思っています。

 まだ、私にはやり残した仕事があります。草の根の声を国会に届けるために必要な力をたくさん貰ったキャラバンでした。最後になりましたが、キャラバンを受け入れて下さった皆様にあらためて心からお礼を申し上げます。


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